福山市御門町日本料理鞆膳【ともぜん】です。
ここのところ暖かかったですが、
昨日から冷え込み始めましたね。
土日は大寒波が来るらしいのでお気を付けくださいませ。
さて、寒くなってくると美味しくなってくるのが・・・
牡蠣ですね!
ところで牡蠣
生食用と加熱用がありますが
どう違うかご存知ですか?
「生食は鮮度が良いのでしょう?」
とよく言われますが実は違います。
鮮度の違いではありません。
生食用の牡蠣
生食用は保険所が許可した海域で獲れた牡蠣を浄化処理されたもの
もしくは
保健所が許可した地域でない地域でも
保健所の規定に従い浄化処理されたもの
加熱用の牡蠣
生食用以外で獲れた牡蠣
加熱の際、中心温度が90度以上になって90秒以上経って安全なもの。
つまり
加熱用を半生にすると危険なのでしっかり火を通してね
ということです。
牡蠣ってですね
海の汚れを吸って
ろ過してきれいにしてくれる
働きを持っています。
そのため海が汚れていると汚れを取り込み
食中毒の原因となる
ノロウイルスを含む可能性が高くなります。
だから
生食用は新鮮なのではなく
きれいな海域で育てられたものなんです。
しかしながら、味は加熱用の方が濃いと言われています。
なぜなら
牡蠣のエサになるプランクトンが
たくさんいる場所で育てるからだそうで・・・
ということは
生で食べられる美味しくて安全な牡蠣のためにも
私達は海をきれいにすることも考えないといけないですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。